マクロン仏大統領、国民に向け「私たちはウクライナ人が抵抗するのを助け続けなければならない」

マクロン仏大統領、国民に向け「私たちはウクライナ人が抵抗するのを助け続けなければならない」

ウクルインフォルム
フランスのマクロン大統領は5日、ウクライナが安全の保証のある強固な平和に合意するまでは、同国を助けなければならないと発言した。

マクロン大統領が同日夜の国民向けテレビ演説の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

マクロン氏は、「私たちは、ウクライナ人がロシアとの強固な平和について合意に至るまでは、彼らの抵抗を支援し続けなければならない」と発言した。

また同氏は、平和は、ロシアの命令の下で、どのような代償を払ってでも締結されるべきものではないと訴えた。

同氏はそして、「平和はウクライナの降伏であってはならない。平和は、ウクライナの崩壊であってはならない。それはまた、過度に脆弱な停戦を意味してもならない」と発言した。

その点で同氏は、「ミンスク諸合意」の失敗を喚起した。同氏は、「私たちは、ロシアがウクライナへの侵攻を始めたのが2014年であり、私たちがその時ミンスクで停戦合意を締結したことを忘れてはならない。そして、そのロシアこそがその停戦を守らなかったのであり、私たちは、信頼できる保証がなかったことで均衡を保つことができなかったのだ」と強調した。

同氏はさらに、ウクライナの平和と安全は欧州大陸の利益だと指摘した。

そして同氏は、「今日、私たちはロシアの言うことを信じることはもはやできない。ウクライナは自国の平和と安全のための権利を有しているし、それは私たちの利益であり、欧州大陸の安全保障の利益でもある。だからこそ、私たちは、英国とドイツの友人と、他の複数の欧州諸国と協力しているのだ」と発言した。

同氏は加えて、ロシアは戦力を再編し続けており、「30万人の兵士、3000両の戦車、300機の戦闘機」を保有すべく、2030年までに軍を著しく強化する計画を有していると説明した。

その上で同氏は、「今日のロシアがウクライナで止まると誰が信じることができようか? ロシアは、フランスにとって、欧州にとって今後何年にもわたる脅威となったのだ」と総括した。

写真:ウクライナ大統領府


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