
平和がウクライナの降伏や崩壊を意味してはならない=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、マクロン仏大統領によるウクライナの平和実現に向けた努力につき謝意を表明した。
ゼレンシキー大統領がXアカウントにメッセージを書き込んだ。
ゼレンシキー氏は、「エマニュエル・マクロン氏による平和達成に向けた明確なビジョンと私たちの協力の努力に感謝する。平和は公正でなければならないし、それは単に言葉であってはならない。平和は、ウクライナの降伏や崩壊を意味してはならない」と書き込んだ。
また同氏は、平和は公正かつ信頼でき永続するものでなければならないとし、それは、ウクライナ、欧州、全世界のための強固かつ長期的な安全の保証があってはじめて達成できるものだと強調した。
その上で同氏は、「私たちはウクライナを支え、欧州の防衛能力を強化する一人一人の人のリーダーシップと努力を深く評価している。今後数日の平和への歩みの共同作業を楽しみにしている」と伝えた。
これに先立ち、マクロン仏大統領は5日、国民向けテレビ演説を行い、ウクライナが安全の保証のある強固な平和に合意するまでは、同国を助けなければならないと発言していた。
写真:大統領府