
「ボールはロシア側にある」=マクロン仏大統領、宇米協議にコメント
ウクルインフォルム
フランスのマクロン大統領は、11日にサウジアラビア・ジッダで開催されたウクライナと米国の政権代表団による協議における進展を歓迎した上で、これでボールはロシア側のコートにあると発言した。
マクロン大統領がXアカウントに書き込んだ。
マクロン氏は、「私は、米国とウクライナの間でジッダにて今日開催された協議で達成された進展、とりわけあり得る30日間の停戦案に関する部分を歓迎する。ボールは今、明らかにロシア側のコートにある。フランスとパートナーたちは、ウクライナのために強靭な安全の保証で裏打ちされた堅固で永続的な平和にコミットし続けている」と書き込んだ。
これに先立ち、11日、サウジアラビア・ジッダにて、ウクライナと米国の政権チームが協議を行っていた。
協議後、両国は共同声明を発出している。
同共同声明には、「ウクライナは、30日間の一時的かつ、双方の相互同意により延長可能でありつつ、ロシア連邦の受け入れと同時実施を条件とする停戦を即時に導入するという米国の提案を受け入れる準備があることを表明した。米国は、ロシアに対して、ロシアからの相互主義が平和達成への鍵であることを伝える」と書かれている。
さらには、共同声明には、「米国はインテリジェンス共有の一時停止を速やかに解除し、ウクライナへの安全保障支援を再開する」とも書かれている。