
EU、ジッダ宇米協議の結果を歓迎
ウクルインフォルム
欧州連合(EU)は、11日にサウジアラビア・ジッダで開催されたウクライナ・米国政権高官協議の共同声明を歓迎し、ウクライナにおける公正かつ強固な平和の実現のための今後の行動に完全に参加する準備があることを表明した。
カラスEU外務・安全保障政策担当上級代表の声明が欧州理事会ウェブサイトに掲載された。
声明には、「EUは、サウジアラビア王国での会談後のウクライナと米国の共同声明(停戦合意の提案、人道的努力、米国のインテリジェンス共有と安全保障支援の再開を含む)を歓迎する。EUは、ウクライナ、米国、その他のパートナーとともに今後のステップを支援するため全面的な役割を果たす準備がある」と書かれている。
またカラス氏は、EUの目的は包括的で公正かつ永続的な平和を国連憲章と国際法の原則のもとで達成する上でウクライナを支援することだと確認した。
さらに同氏は、「停戦の提案は、ロシアが受け入れれば、その方向への重要な一歩となり得る。ロシアは今こそ、和平達成への意志を示す時である」と強調した。
同氏は加えて、サウジアラビアがこのような協議を自国領で主催している努力も歓迎した。