
米国はウクライナとの鉱物資源合意を安全の保証とは見ていない=ルビオ米国務長官
ウクルインフォルム
米国のルビオ国務長官は12日、米国はウクライナとの希少鉱物資源開発合意を安全の保証としては見ていないと発言した。
ルビオ国務長官がカナダへ向かう途中にアイルランドを訪れた際に発言した。スカイニュースが報じた。
ルビオ氏は、米国はロシアから停戦に関する肯定的な返事を得ることを期待していると述べた。また同氏は、米国はロシアに対して「人々が死ななくなり、銃弾が飛来しなくなるようにするために」あらゆる攻撃を停止することを呼びかけていると強調した。
そして同氏は、「もしロシアが『ノー』と言えば、それは私たちに多くのことを教えてくれるだろう。この紛争に軍事的な解決策はない」と述べつつ、ウクライナは「さらなる攻撃、さらる侵攻に対する十分な抑止手段」を必要としていると発言した。
加えて同氏は、ウクライナと米国の間の希少鉱物資源開発合意案を安全の保証とは見ていないと指摘した。
その他同氏は、米国はロシアと同日連絡を取るとしつつ、しかし米国は、提案された停戦案にロシアがどのような反応をするかを知らないと発言した。
同氏はまた、欧州の対露制裁はどのような停戦合意の際も交渉のテーブルに残り続けるとも発言した。
写真:米国務省