
プーチンはウクライナの独立を破壊するという目的を断念していない=ストゥブ・フィンランド大統領
ウクルインフォルム
フィンランドのストゥブ大統領は、同国はウクライナにおいて停戦が生じた際には具体的な行動をとる準備があるとしつつ、現在は軍を派遣することについて話すのは時期尚早だと発言した。
ストゥブ大統領のBBCへのインタビュー時の発言をYleが報じた。
ストゥブ氏は、プーチンは実際には停戦や平和実現を望んでいないとの見方を示した。
その際同氏は、プーチンの目的はウクライナの独立と領土一体性を破壊することだとし、「彼はその目的を断念していない。私たち皆がそれを理解せねばならない。だからこそ、私たちはプーチンへの圧力を最大限強化せねばならないのだ」と訴えた。
また同氏は、圧力は新たな制裁の発動、ロシアの凍結資産の活用、ウクライナへの重武装といった手段で強化可能だと指摘した。
写真:ウクライナ大統領府