ゼレンシキー宇大統領、ザポリッジャ原発の活動再開につきトランプ氏と話し合ったと発言

ゼレンシキー宇大統領、ザポリッジャ原発の活動再開につきトランプ氏と話し合ったと発言

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ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、米国のトランプ大統領との電話会談の際に、ロシアに占拠されるウクライナ南部のザポリッジャ原子力発電所の活動再開について話し合ったと発言した。

ゼレンシキー大統領がオンライン記者会見の際に発言した

ゼレンシキー氏は、「それ(編集注:ザポリッジャ原発)は、ロシアが完全に違法にそれを占拠したために、稼働していない。問題は、私たちが同発電所を再開させられるかどうかであり、私たちはそのことについて話し合った」と発言した。

その際同氏は、「私は、発電所だけでは不十分だと言った。そこには適切なインフラが必要で、水供給が必要で、また技術人員も要る。1年半、2年、2年半後に発電所が金銭をもたらし始め、然るべく、人々のための電力をもたらし始めるようになるには、非常に多くの措置を行わねばならない」と指摘した。

同氏はさらに、トランプ氏は米国がザポリッジャ原発を近代化することに加わる可能性に関心を示したと伝えた。

同氏はその際、「私は彼に、ええ、近代化でき、資金を投入したりできるなら、私たちはそれについてあなた方と話す準備があると述べた」と発言した。

これに先立ち、2022年3月4日、ウクライナを侵略するロシア軍が同国南部ザポリッジャ原発を占拠した。以降、同原発はロシアに占拠され続けている。

19日、ゼレンシキー大統領とトランプ米大統領の電話会談の後、米国側は、両首脳がウクライナの電力供給と原子力発電所についても議論したと発表した。その際、発表には「(トランプ氏)は、米国は電力と公益の専門知識を持っており、それがこれらの発電所の運用に大いに役立つ可能性があると述べた。これらの発電所を米国が保有することは、そのインフラを保護し、ウクライナのエネルギー・インフラを支援する最善の方法である」と書かれている。


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