
ウクライナはサウジでの次回協議までにインフラ施設のリストを準備する=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、ウクライナ政権はサウジアラビアでの次回の協議までに、インフラ停戦に関係する民間インフラ施設のリストを作成すると発言した。
ゼレンシキー大統領がオスロ訪問時にストーレ・ノルウェー首相との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今日トランプ大統領と話したことについての中身は、両国のエネルギーシステムの安全に関する停戦。つまり、エネルギーインフラへの一切の攻撃なしであり、また(中略)その他の民間インフラもだ。私は、その問題をトランプ大統領に提起し、双方が合意することがなんなのかについて異なる理解が生じないよう、私たちは、私たちの思う民間インフラ施設(のリスト)を準備する」と発言した。
そして同氏は、ウクライナ・米国政権高官の次の会合は24日にサウジアラビアで行われると発言した。また同氏は、米国側はロシア側と連絡を取るとの予想も示した。
同氏はさらに、11日のジッダでの協議の結果、ウクライナ側は部分停戦ではなく完全停戦に同意したことを喚起し、「その後、米国人とロシア人の接触があり、思うに、再び後退が生じた。なぜなら、部分的停戦について話し込んだからだ。私たちは、より良い前進を行う準備があるし、米国とのパートナーシップの下、一歩下がって部分的停戦について話す準備もある」と発言した。
写真:大統領府