
24日のサウジでの宇米会合は「二国間会合」で「技術的協議」=ウクライナ外務報道官
ウクルインフォルム
ウクライナのティーヒー外務報道官は21日、同国はサウジアラビアでの米国との次期会合(24日)を、宇米の「二国間」のもので、技術的な内容の協議だとみなしていると発言した。
ティーヒー外務報道官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ティーヒー氏は、「私たちは、サウジアラビアで行われる協議に対しては、ウクライナ・米国の二国間協議として向き合っている。それらは、政治的会合ではなく、技術的会合としてみなしている。よって、そこでは、政治的レベルですでに採択済みの決定の詳細と履行について協議されていく。(中略)そこでは、監視がどのように行われるかといった、あらゆる細部を判明させられるウクライナと米国の専門家が会合を開くことになる」と発言した。
また同氏は、ウクライナは現時点で、米国側とロシア側の接触がどのように行われるかは知らないとし、「それは彼らの選択である」と指摘した。
加えて同氏は、サウジでの次回会合にはシビハ宇外相の出席は「想定されていない」とし、「技術的レベルで、技術的な議論となるので、私が理解する限り、軍事面の要素は生じるだろう」と指摘した。
そして同氏は、「別途米露会合が準備されているのかどうかを、私たちは知らない。それは彼らのことだ。私たちの代表団は米国人たちと会うために向かう。それこそが予定されていることだ」と発言した。
これに先立ち、ゼレンシキー宇大統領は20日、ウクライナ側は次回のサウジアラビアでの会合までに、民間インフラ施設のリストを作成すると発言していた。また同氏は、ウクライナ・米国政権高官の次の会合は24日にサウジアラビアで行われると述べていた。