
ウクライナ代表団はあり得る追加協議のためにサウジアラビアに滞在継続中=大統領府長官顧問
ウクルインフォルム
ウクライナのレシチェンコ大統領府長官顧問は24日、前日サウジアラビア首都リビアで米国政権代表団と協議を行ったウクライナ政権代表団は、24日も、米露協議後に追加協議を行うためにサウジアラビアに残っていると発言した。
レシチェンコ顧問がテレビ番組出演時に発言した。
レシチェンコ氏は、「確かに、米国と侵略国の協議の後にも、自らの協議を行うために、ウクライナ代表団は現在サウジアラビアに滞在しており、戻ってきていない。つまり、その協議はまだ一定時間続くが、しかし、それらは盛大な記事名では必ずしも終わらない。なぜなら、それがその後にウクライナ領土の平和に関してのよりハイレベルの高官の会談が行われるかもしれない、次期会合だからだ(編集注:政治的会合の前の技術的会合の意)」と発言した。
また同氏は、リヤドでの協議は技術的会合であり、まだもうしばらく続くかもしれないと指摘した。
その際同氏は、「(編集注:サウジアラビアでの協議に関する)情報は多いとは限らない。それは技術協議だ。協議は通常1日ではなく、しばしば数か月続くし、協議によっては、中東情勢解決のように、数年続くものもある。私は、私たちがそれと同じようになるのは望まないが、しかし、会合がかなり頻繁に行われていき、その1つ1つが公の声明や共同記者会見などで終わるわけではないことは理解しておいて欲しい」と発言した。
同氏はさらに、現在の協議の基本テーマは、インフラと航行の安全だと説明し、「話は、相互停戦だ。私たちは彼らの施設を攻撃しない。川のものも含めてだ。彼らは私たちのヘルソン州やミコライウ州の港、オデーサ州3港を攻撃しない」と伝えた。
加えて同氏は、ロシアと被占領地に拘束されているウクライナ人捕虜と民間人の交換とウクライナ児童の返還についても話し合われていると発言した。
なお、サウジアラビア首都リヤドにて24日、米露政権代表者による協議が始まっている。
また23日には、同じくリヤドにて、宇米政権代表団協議が行われていた。