
リヤドでの米国との協議でウクライナ側を率いているのは元旅団指揮官のパリサ大統領府副長官
ウクルインフォルム
ウクライナのレシチェンコ大統領府長官顧問は25日、同日リヤドで行われているウクライナ・米国政権代表団協議でウクライナ側を率いているのは、パウロ・パリサ大統領府副長官だと発表した。
レシチェンコ氏がテレビ番組出演時に発言した。
レシチェンコ氏は、「今日は、アンドリー・イェルマーク氏(編集注:大統領府長官)の次席であり、第93旅団『ホロドニー・ヤル』の(編集注:元)伝説的指揮官であり、その前は第5強襲旅団の指揮官だった、パウロ・パリサ氏が代表団を率いている。彼は、米国代表団と私たちの敵(編集注:ロシア)の会合後にもう1つの会合を米国側と行うために、もう1日リヤドに残っていた」と伝えた。
同氏はその際、ロシア側と米国側が話し合ったことは、ウクライナ代表団とのフィードバックが必要だと指摘した。
また同氏は、サウジアラビアでは、航行と民間インフラの安全に関連する議題が話し合われていると発言した。同氏は、「初日は、黒海の航行とインフラの安全に関するものだった。ヘルソン港を含む港湾のことが話されており、(ヘルソン港は)以前は議題にならなかったが、同港も安全が必要だ。また、黒海の港『ミコライウ』や、オデーサ州の3大港、そして小規模港もである。これら全て、民間インフラ、食料安全保障の破壊停止と関係する」と伝えた。
同氏はさらに、協議では、他のインフラ施設も扱われてきたと述べた。
その他同氏は、会合の度に、冒頭と終わりの際にウクライナ児童の返還が提起されているし、その際には、ザポリッジャ原発で無理矢理働かされている職員のことも言及される、これら職員は自分の子供たちの安全のことを知ることができないでいると説明した。
そして同氏は、「これは終わらせなければならない。そのため、ザポリッジャ原発は、その文脈でしばしば登場する」と発言した。