リヤドで領土問題は協議されていない=ゼレンシキー宇大統領

リヤドで領土問題は協議されていない=ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、サウジアラビア首都リヤドの過去数日の会合にてロシアに占領されているウクライナ領の問題については協議されていないと発言した。

ゼレンシキー大統領が記者会見時、記者からの、ロシアがヘルソンとザポリッジャを要求する状況下での停戦合意達成の可能性についての質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「領土問題はない。そのため、彼ら(ロシア)が話していることには意味がない。私たちは私たちの戦略上で進まねばならない。私は、停戦に関する決定がどのようなものであろうと、それがたとえ部分的であろうと、それらは私たちの戦略の内だと思っている。なぜか? なぜなら、私たちはそれによって、私たちが戦争の終結を望んでいることを示しているからだ」と発言した。

同氏はその際、ウクライナ側が戦争終結願望を明確に示しているのに対して、ロシアは停戦履行の条件を複雑化し、合意を破綻させようとしていることに注意を向けた。

そして同氏は、「よって、ロシアが、あたかもそれは不完全な停戦だとか、この地域ではなくて、あの地域だなどと歪曲し始めても、同じことなのだ! それはいずれにせよ、本当は戦争を継続したい者にとっては敗北なのだ。なぜなら、彼(プーチン)は停戦に関するあらゆる合意を破っていくからだ」と発言した。

その他同氏は、ロシアが停戦合意を履行しない場合、ウクライナ側はパートナーに問題を提起すると述べた。同氏は、「私たちが停戦に合意した時点で、私たちは自分の仕事を実行したことになる。その後は、トランプ大統領への直接の質問となる。『私たちは非常に感謝している、私たちは確かに合意した。』しかし、彼ら(ロシア)が違反したら、制裁を求め、武器を求める…。それが私の立場だ」と強調した。

これに先立ち、ホワイトハウスは、米国とウクライナが黒海における安全な航行、武力行使の排除、軍事目的のための商業船舶の使用を防止することで合意したと発表していた。同時にホワイトハウスは同日、米露間政権代表団協議の結果としても、今次の米宇間の発表と類似の内容の合意を発表していた。


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