
3月18日からのロシア軍によるウクライナのエネルギー施設への攻撃は8回=宇大統領顧問
リトヴィン氏がXアカウントに書き込んだ。
リトヴィン氏は、「モスクワは、嘘の上に築かれた街である。そして、ウクライナでそのことで驚く者はいない。例えば、リヤドでの会合後の自ら出した声明において、ロシア人は、エネルギー施設への停戦はあたかも3月18日から発効していると主張した。どうして3月18日なのだろうか? なぜなら、その時に彼らは、プーチンがあたかもウクライナのエネルギーインフラへの攻撃停止を命じたかのような、明らかに嘘のストーリーを放ったからだ。今、彼らは、自らの嘘とプロパガンダにおいて一貫性を保ちたいだけであろう」と指摘した。
また同氏は、実際のところは、3月18日以降も、ロシアはウクライナのエネルギー施設に対して、空爆や無人機攻撃を続けていると指摘した。
同氏はその際、「詳細には立ち入らないものの、しかしすでにエネルギー施設に対する確認の取れた着弾が8回ある。そして、毎晩私たちの防空戦力が約100機の自爆型無人機を撃墜しており、その多くは、おそらく、その他のエネルギー施設を目指しているものだ。それが私たちの防衛者でなければ、着弾ははるかに多かったであろう」と強調した。
加えて同氏は、ロシアは「真実が明白な時であっても嘘をつく」とし、「それは単なる嘘のための嘘である。そのため、彼らが話すこと、約束することはすべて、もう一度確認する必要があるし、その作業は今、私たちのパートナーたちに委ねられている。助けてくれている人たち皆にとても感謝している」と伝えた。
これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、ロシアはサウジアラビアでの協議のあったその日の内に、合意内容を歪める試みを示していると指摘していた。その際ゼレンシキー氏は、ロシアは「あたかも黒海停戦は制裁に関する問題に左右されるだとか、あたかもエネルギー停戦開始の日は3月18日だとか」言っているとして、ロシアが合意に関して嘘をついていると訴えていた。
クレムリンは同日、黒海航行安全の合意は、ロシアに対する制限の一部の解除の後にのみ発効すると発表していた。
それに先立ち、ホワイトハウスは、23〜25日にサウジアラビア首都リビアで開催された米宇協議と米露協議の結果となる2つの声明を公開していた。