ロシア侵略が続く限り、対露制裁の緩和は一切あってはならない＝シビハ宇外相

シビハ外相がキーウを訪れたアイデ・ノルウェー外相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

シビハ氏は、同日のアイデ外相との会談時に、対露制裁強化も議題となったと指摘した。

そして同氏は、「私たちは侵略国への圧力は維持され、拡大されねばならないとの立場を共有している。ロシアは、本当の力を感じない限り、協議ではなく、嘘をついていく。すなわち、外交の力、軍事力、制裁の力だ。ロシアの侵略が続く限り、圧力緩和は一切あってはならない」と発言した。

同氏はまた、ロシアは欧州にとって存在上の脅威であり、ロシアからの防衛は欧州の人々とウクライナの人々にとっての共通の目的だと発言した。

その他同氏は、サウジアラビアにおける協議の結果についてアイダ氏に伝えたと述べた。その際同氏は、「ウクライナは、自身が和平にとっての障害ではないことを証明した。今、ロシアは、戦争終結の真のビジョンを、印象操作ではなく、具体的な行動で示さなければならなくなっている。そうでなければ、モスクワへの圧力を強化せねばならない」と強調した。