明日ロシアがウクライナ全土から軍を撤退させると言えば、全ての制裁は解除される=マクロン仏大統領

明日ロシアがウクライナ全土から軍を撤退させると言えば、全ての制裁は解除される=マクロン仏大統領

ウクルインフォルム
フランスのマクロン大統領は26日、対露制裁解除については、ロシアがウクライナ全土から自国軍を全て撤退させた時に話せるようになると発言した。

マクロン大統領がパリを訪れたゼレンシキー宇大統領との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

マクロン氏は、海、空、民間インフラの停戦は、永続的な平和に関する交渉への最初の一歩となり得ると指摘した。

また同氏は、「私は米大統領が提案した『力による平和』のコンセプトを完全に支持している。しかし、私が知る限り、『力による平和』のコンセプトは、私たちがそれ(編集注:永続的な平和)が発効したことを全て検証し、確認する前に制裁を解除することは意味しない」と発言した。

同文脈にて、同氏は、侵略の犠牲国でありウクライナが無条件での停戦に同意したのに対して、侵略国であるロシアはすでに、停戦を受け入れないために、条件を突き付け始めていると指摘した。

同氏はその際、「そのため、制裁問題はまだその時ではない。その時は、永続的な平和について話せるようになった時に、訪れる。明日ロシアが、国際的に認められたウクライナ国境まで完全に戻ると述べたら、全ての制裁は解除される。つまり、それらは全て、国際法規範に従うかどうかというロシアの選択自身にかかっているのだ」と強調した。

これに先立ち、25日、ホワイトハウスは、23〜25日にサウジアラビア首都リビアで開催された米宇協議と米露協議の結果となる2つの声明を公開していた。

その後クレムリンは、黒海航行安全の合意は、ロシアに対する制限の一部の解除の後にのみ発効すると発表していた。

欧州連合(EU)のヒッパー報道官は26日、EUの対露制裁の解除ないし変更の主要条件の1つは、ウクライナ領からロシア軍を全軍撤退させることだと表明した。

ベーアボック独外相は同日、「私たちは再び、追加条件なく完全停戦に同意するよう、ウクライナの人々に対する残忍な攻撃を停止するよう要請する」と発言していた。


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