
ゼレンシキー宇大統領、プーチンが恐れていることに言及
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシアの独裁者プーチンはロシア社会の不安定化、自らの力の喪失、政治的孤立を恐れていると発言した。
ゼレンシキー大統領がユーロヴィジョンニュースのための複数公共放送局との共同インタビューの際に発言した。ウクライナの公共放送局「ススピーリネ」が報じた。
ゼレンシキー氏は、「プーチンは自らの社会のみを恐れている。彼の社会の不安定化が、彼の恐れていることだ。しかし、彼以外誰も、それに影響は及ぼせない。彼のところの経済はそれに影響を及ぼすし、制裁政策も影響を与える。それは、彼が自国領全てをコントロールしているのではないという事実は、様々な力の組み合わせであろう。つまり、私たちのパートナーたちがありのままに強くあり続け、私たちのパートナーが自らの真の力を示したいと思えば、彼のところでは社会の不安定化が生じる。彼はそれを恐れているのだ」と発言した。
また同氏は、プーチンは自らの力を失うことも恐れていると発言した。その際同氏は、「それもまた彼の年齢によるものだ。彼はもうすぐ死ぬ。それは事実だ。そして、全てが終わる」と指摘した。
同氏は加えて、プーチンは政治的孤立も恐れていると述べた。その際同氏は、「彼は一人で残されることを恐れている。政治的観点でのプーチンの完全な孤立はできなかった。グローバルサウスが、プーチンの孤立に向かわなかった。彼らは彼を孤立させず、彼とコンタクトを取り続けたのだ」と喚起した。
同氏はそして、現在プーチンが孤立から抜け出すのを米国が助けないことが非常に重要だと発言した。同氏は、「それは非常に危険だ。それは、最も危険な瞬間の1つだ」と強調した。
同意に同氏は、プーチンの最大の願望は、死ぬまで権力の座に居座り続けることだとの見方を示した。