「DPR首長」は被占領下ドネツィクにて他者から奪った建物に居住=報道

「DPR首長」は被占領下ドネツィクにて他者から奪った建物に居住=報道

ウクルインフォルム
武装集団「DPR」の首長を名乗るデニス・プシーリン氏は、ドネツィク市にて他者から奪った建物に暮らしている。

ドネツィク市出身のビジネスマン、セルヒー・ハノヴィチ氏が、国営テレビ局「家」出演時に発言した

ハノヴィチ氏は、自身がドネツィク市に所有していたビジネス関係資産を多く失ったと述べ、「自分で建てた家も失った。そこには今プシーリンが住んでいる」と述べた。

同氏は、その家はドネツィク市ソロヴヤネンカ通り10/12のシェルバコヴァ公園にある私有建築物のことだと説明した。

家が奪われた際のいきさつについて、同氏は、最初は自宅警備員が彼に対して、建物の回りに数日にわたり自動車が交代で停まっていると報告したという。

ハノヴィチ氏は、「(その自動車に乗る者に)私たちが近づくと、彼らは黙るのだ。私たちは、その車が何なのか調べた。すると、何らかの第一課と呼ばれるところの車だと判明した。誰も連絡したがらないような恐ろしい課のところのものだ。その後、武装した人々が複数の自動車と装甲輸送車でやってきて、建物の家宅捜索をしなければならないと言った。彼らは、その理由として、建物内に死体があるという疑いがあるからだと述べた。彼らを中に入れ、家の中を一通り見せ、死体などないことをわからせた。彼らは、それでもこの建物は利用禁止とする、これから捜査を行っていくと述べた。そして、その次の日には、プシーリンがその建物にやってきたのだ」と発言した。

同氏は、自身の家族の所有物や写真など「彼らに必要のないもの」はどこかに持ち出されたと述べた。「私物や写真は彼らに必要ないものだ。しかし、建物の玄関、柵から、私のイニシャルが外されたとき、私は本件は長く続くものなのだと理解した」と伝えた。

同氏はまた、自身の家は非常に大きいもので、1500平方メートルの敷地に、大きな冬季用の庭、プール、ジャクジー、スポーツ用ルーム、ガレージ、ガソリン供給場があると説明した。

同氏は、「それを今プシーリンが使っているのだ。それはウクライナ法に従えば、法的には私が所有しているものだ」と発言した。


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