ウクライナ米国共同開発「ファイアフライ・エアロスペース」ロケット、打ち上げに失敗

ウクライナ米国共同開発「ファイアフライ・エアロスペース」ロケット、打ち上げに失敗

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ウクライナ・米国企業「ファイアフライ・エアロスペース」社が開発したロケット「アルファ」が、初打ち上げに失敗した。

打ち上げの様子がオンラインで公開された

打ち上げは2日、カルフォルニア州ヴァンデンバーグ空軍基地で行われた。

発射後約2.5分、最大動圧点(マックスQ)に達成した直後、ロケットは爆発した。

同社は、「アルファ発射初期段階で、異常が発生、それが機体損失を引き起こした」と伝えた。

被害額は1500万ドルだという。

ファイアフライ・エアロスペース社は、民間の航空宇宙企業であり、米国テキサス州オースティン市とウクライナのドニプロ市にオフィスを有している。ロケット本体の開発はテキサスで行われ、ウクライナのドニプロ市では、同社のウクライナ人従業員が部品の製造を行っている。

同社は2017年に経営難に陥ったが、ウクライナ人ビジネスマンのマクス・ポリャコウが買収(ポリャコウは、НоосфераとEOS Data Analyticsの創設者)。その後、ファイアフライαの開発が再開されることになった。


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