被占領下クリミアにて占領当局、クリミア・タタール系住民を拘束
ウクルインフォルム
14日、一時的被占領下ウクライナ領クリミアのフェオドシヤ市にて、23歳のクリミア・タタール系住民クルトゥメル・チャルホゾフ氏が占領政権当局により、自宅の家宅捜索を受けた後に拘束された。
市民記者ネットワーク「クリミアの連帯」がフェイスブック・アカウントにて伝えた。
発表には、「クリミア東部に位置し、フェオドシヤ市に含まれるプリモルシケ町にて、治安機関が23歳のクリミア・タタール人クルトゥメル・チャルホゾフ氏を拘束した。家宅捜索は朝5時15分に始まり、3時間近く続いた。被拘束者からはサムスン社の携帯電話が押収された」と書かれている。
拘束されたチャルホゾフ氏の配偶者によれば、家宅捜索時、家中の物が全てひっくり返され、麻薬、禁止された書物、武器、鋭利な物が探されていたという。
同氏の両親は、拘束後5時間経っても同氏の居場所がわからないことから、占領政権警察に問い合わせを行ったという。
クリミアの連帯は、チャルホゾフ氏はパン屋に勤務しており、柔術を趣味とし、しばしば大会に出場していた人物だと紹介している。