アントニウシキー橋損傷後、ヘルソン州住民、水上交通手段を利用=報道

アントニウシキー橋損傷後、ヘルソン州住民、水上交通手段を利用=報道

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ヘルソン州では、ドニプロ川にかかるアントニウシキー橋へのウクライナ軍の攻撃後、地元住民たちは、ドニプロ川を水上交通手段で渡っている。

8日、ヘルソン州の地元ニュースサイト「橋(モスト)」が報じた

動画では、住民たちがヘルソンからドニプロ川の対岸に位置するホラ・プリスタンやオレシュキへと様々な水上交通手段を利用して移動する様子が映されている。

水上タクシーの乗船運賃は1000フリヴニャ、共同で利用する小型船の場合は1人あたり100フリヴニャだという。

また、車両交通網が断絶していることから、現在船で野菜が運搬されているため、一時的占領下ヘルソン市内では野菜の値段が2、3倍に高騰しているという。穀物や小麦粉も船でドニプロ川を運んでいるという。その他、ヘルソン市民が冬に食料品の備蓄が不足することを心配しているとも説明されている。

これに先立ち、ウクライナ軍は8日、ロシアに占領される南部ヘルソン州のアントニウシキー橋とカホウカ橋の2本を再び攻撃したと発表していた。

アントニウシキー橋とは、ヘルソン市と左岸を繋ぐ、ドニプロ川の橋のこと。開通したのは1985年12月24日。


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