匿名アーティストのバンクシー、ウクライナでの7点の壁画作成を認める
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ウクルインフォルム
英国の匿名アーティストのバンクシー氏は、自身がウクライナ国内のキーウ、イルピン、ボロジャンカにて計7点の壁画を描いたことを認めた。
オンラインメディア「アート・ニュースペーパー」が伝えた。
先週、キーウ州にてバンクシーの作品が3点見つかったことから、本人がウクライナに滞在しているのではないかとの予想が出ていた。
壁画の1つでは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領に似た男性が、小さな男の子に柔道の投げ技を食らっている様子が描かれている。
別の作品では、「チェコのハリネズミ」と呼ばれる対戦車障害物をシーソーがわりに遊んでいる様子が描かれた。また、破壊された建物には、新体操選手の描かれた作品も見つかっていた。
バンクシー氏は、この他、さらに4点の作品を作成したことを認めた。発表された作品は、バスローブ姿にガスマスクをつけて、消火器を持っている女性、浴槽に入っている髭面の男性のものがある。また別の誰かが以前に描いた男性器の落書きを、バンクシーが装甲車の荷台の核弾頭に見立てて、取り入れた作品もある。
バンクシーとは、英国の匿名のグラフィティアーティスト。
写真: the art newspaper