ウクライナはロシアとベラルーシの兵に投降を呼びかけ=大統領府

ウクライナ大統領府は、ロシア連邦とベラルーシ共和国の兵士に対して投降を呼びかけている。

27日、アレストヴィチ大統領府長官補佐官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

アレストヴィチ氏は、ロシアとベラルーシの司令部は「自国兵を肉塊のように扱っている」と指摘し、「軽装甲車両で、キーウ(キエフ)やハルキウといった重防衛した大都市に向かわせることは、他に説明しようがない。あなた方の同志の死はインターネットにあふれている」と説明した。

同氏はまた、「もう一度言う。それは勇敢な行為だ。それは恥ずかしい投降ではない。それは全世界にとって決定的な歴史的瞬間において、半分狂った独裁者の軍役で空っぽの操り人形になるのではなく、個人としての選択を行う力を見つけた人間の勇敢な選択である」と発言した。

同時に同氏は、必ずしもウクライナ側に投降する必要はないとし、犯罪的命令を遂行しないだけでも十分だと指摘し、「命令不履行の手段は山のようにある」と指摘した。