ロシアは3月4日から戒厳令を敷こうとしている=ウクライナ安保会議書記

ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)は2日、ウクライナの情報機関の情報によれば、ロシア連邦では3月4日から戒厳令が敷かれようとしていると発言した。

ダニーロウNSDC書記がウクライナ24局出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ダニーロウ氏は、「私たちの情報機関の情報では、3月4日、ロシア連邦は確かに自国で戒厳令を敷くことになる。私は、そのことに対して、知識人の多いモスクワとサンクトペテルブルクがどのような手段で反応するか見てみたい。彼らは、ロシア連邦で起きていることを理解している。現在、プーチンに人の壁が足りない時、彼は軍に人を徴兵することができる。私たちの挽肉製造機のあるところへ送り込むためだ。私は、彼が何のためにそんなことをしているのか理解できない」と発言した。

同氏はまた、ロシアで何らかのポストに就いている多くのロシア国民も、プーチンの頭の中に何が起きているか理解できていないと思うと発言した。

同氏は、「私たちの平和な街、ハルキウを爆撃し、私たちの歴史的な街を爆撃し、子供を殺すためには、頭の中がどうなっていれば良いというのだ」と強調した。

なお、同日、ポドリャク大統領府長官補佐官も、3月4日、ロシア議会両院が緊急会合を招集し、そこでロシア連邦での戒厳令発令問題を審議する可能性があると発言していた。