ウクライナ、ロシア、赤十字が人道回廊設置に向け協議=宇代表団}

ウクライナ・ロシアの協議のウクライナ代表団に加わる、ポドリャク大統領府長官補佐官は4日、現在、ウクライナ、ロシア、国際赤十字委員会(ICRC)の代表者が人道支援・住民非難のための「緑の回廊」の設置問題につき協議を行っていると説明した。

ポドリャク氏がリヴィウにて開かれた記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。 https://www.facebook.com/watch/live/?ref=watch_permalink&v=1877594065759846 ポドリャク氏は、「私たちには今、ある種の作業部会のようなものが設置されており、そこにはウクライナ代表、ロシア代表、何よりロシア軍が入っている。そして、仲介者を探した。仲介者は、国際赤十字だ。彼らが現在、ロジスティック面でどうやって人々を避難させることができるか、どうやって食料品や医薬品を持ち込むことができるかということを協議している。私は、今日中に明確な理解を得られると思っている。例えば、マリウポリについて、どのような回廊になるかだ。なぜなら、そこには約20万人の人々が避難したがっている。ヴォルノヴァハも、2万人が避難したがっている」と発言した。 同氏はまた、ロシア側がルールを守ることには疑いがあるとしつつも、しかし、ウクライナ側はそれについて作業をしていくと述べた。同氏は、「私たちは、回廊を設置しなければいけない、私たちが人を避難させている間、攻撃が起きないようにしなければならない、とずっと述べている。私たちは、たとえ彼らが何らかの問題を作り出そうと、そのように行動していく。私たちは今そう話している。もうロシアの代表者、国際赤十字の代表者、私たちの代表者がいるのだ。彼らは、マリウポリやヴォルノヴァハへのアクセスの問題を解決している。私たちは、それをコントロールしていく。協議プロセスでは、それは重要な要因の一つだ」と強調した。 同時に同氏は、「あらゆる地域、あらゆる方面、北部、南部、中部でルート作りが行われる」とし、スーミ市やザポリッジャ市もだと発言した。 これに先立ち、ロシアの侵略が始まってから2回目となるウクライナ・ロシアの協議が行われた。 ポドリャク氏は、3日の協議後、「残念ながら、私たちは、期待していた結果を得られなかった」と発言したものの、人道的側面について非常に詳細に協議したと報告し、今後、人道回廊を共同で保障するという理解に達したと発言した。