被占領下ウクライナ南部にロシアの警察官が到着=ウクライナ国防省
ロシアが占領しているウクライナ南部ヘルソン州では、ロシア軍部隊以外に、被占領下クリミアやロシア領クラスノダール地方から来た警察の姿が確認された。
17日、ウクライナ国防省がフェイスブック・アカウントで報告した。
国防省は、「ヘルソン州では、ロシア軍部隊の他に、クラスノダール地方や一時的にロシアに占領されているクリミアからの警察官の存在が確認された。ロシア連邦保安庁(FSB)機動部隊は、懲罰機能を執行している。敵はまた、地元住民をいわゆる『警察』に採用するための宣伝を行っている」と伝えた。
その他、被占領下ドネツィク州では、本年3月20日から、第1軍集団(ドネツィク州)への動員が始まるという。
さらに発表には、「ロシア軍第4軍第960襲撃空中旅団航空部隊が著しい損耗を出した。飛行士人員の精神・心理的状態は極めて悪化している。ウクライナ領での戦闘参加への願望不在を理由とする辞表提出の事例が続いている」と書かれている。