米国はプーチンが止まる兆候を見ていない=ブリンケン米国務長官
ブリンケン米国務長官は17日、現時点でロシアとプーチン露大統領はウクライナに対する侵略の停止に関する兆候を一切見せていないと発言した。
ブリンケン国務長官がワシントンでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ブリンケン氏は、「今日の時点で、私は、私たちは毎分爆撃を受けているにもかかわらずウクライナがテーブルにつき続けていることを歓迎していると、一方で言わねばならない。しかし、同時に、私は、ロシア側から、外交的手段でこのロシアの行っている戦争を止めるための意味ある努力は一切見ていない」と発言した。
同氏はまた、米国は、ウクライナによる外交的手段での情勢緩和を達成し、戦争停止とロシア軍撤退を達成する努力を全面的に支持していくと発言した。その点につき、同氏は、フランス、ドイツ、イスラエル、トルコといったその他の国の努力を歓迎した。
さらに同氏は、真の外交は双方が協議と直接の沈静化に責任を持って向き合うことを要するとしつつも、「私は現在、プーチン氏に止まる準備があることを示す兆候を目にしていない。反対に、彼の昨日の最新の発言は、彼が反対の方向に向かっているという考えに至らせるものである」と発言した。