フランス外相、マリウポリ支援を呼びかけ 「それは第二のアレッポだ」

ルドリアン仏外相は、現在ロシアに包囲され、攻撃が続いているウクライナ東部のマリウポリについて「第二のアレッポだ」と発言し、支援の必要性を説いた。

ルドリアン仏外相がカタールにおける国際フォーラム時にマリウポリ支援を呼びかけた。タイムズ・オブ・イスラエルが報じた

ルドリアン氏は、ロシアのウクライナの諸都市に対する包囲作戦については、「集団的罪」を覚えるべきだとし、「マリウポリは第二のアレッポだ。民間人が殺され、破壊され、凄まじい苦しみが生じている」と発言した。

さらに同氏は、「私は、現在欧州の安定と安全のパラメーターが疑問にされており、私たちは転換点にいると考えている」と発言した。

なお、マクロン仏大統領は近々、マリウポリの民間人避難について合意するためにプーチン露大統領と協議をする予定。

また、マクロン大統領は25日、トルコとギリシャとともに、ロシア軍により包囲され人道状況の悪化が続くウクライナ東部マリウポリ市から市民を避難させる人道作戦を準備していると発言していた

写真:Stringer, Anadolu Agency