29日、ウクライナで人道回廊を通じた避難者1665名

ロシアからの侵略の続くウクライナでは29日、ロシアとウクライナが合意した人道回廊を通じて避難した市民の数は1665名だった。

ティモシェンコ宇大統領副長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた

ティモシェンコ氏は、「今日、人道回廊を通じて、自身の移動手段でザポリッジャに辿り着いた者は1665名だった」と書き込んだ。その内936名がマリウポリ市民、729名がその他の自治体出身者(ザポリッジャ州のベルジャンシク、メリトポリ、エネルホダル、ポロヒ、オリヒウ、フリャイポレ、ヴァシリウカ)だったという。

また30日、ヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は、朝の動画ブリーフィングにて、同日合意された人道回廊は3本であり、マリウポリ市民の避難、ベルジャンシクへの人道支援配送、メリトポリ市民の避難と同市への人道支援配送、エネルホダルからザポリッジャへの避難のために実施されると伝えた。

加えてヴェレシチューク氏は、29日のウクライナ・ロシア和平協議の際に、ロシア代表団に対して、ウクライナで困難自治体97(ハルキウ州、キーウ州、ヘルソン州、チェルニヒウ州、スーミ州、ザポリッジャ州、ドネツィク州、ルハンシク州、ミコライウ州)への人道回廊を開設するための提案を渡したと報告した。