ゼレンシキー宇大統領、バイデン米大統領と電話会談実施

ウクライナのゼレンシキー大統領は30日、バイデン米大統領と電話会談を行い、1時間にわたり、防衛、財政、人道の分野の支援、制裁、前線の状況、ロシアとの協議プロセスについて協議を行った。

ウクライナ大統領府広報室が公表した

発表によれば、ゼレンシキー氏は、戦場の状況の評価と情勢展開の予想を共有し、占領者の民間人に対する犯罪、ウクライナ国民による防衛努力を説明した。

両首脳は、ウクライナの防衛能力のさらなる強化のための具体的なサポートについて協議を行った。

ゼレンシキー氏は、「私たちには平和が必要だ。平和は、私たちに戦場での有利な立場がある時だけ、生じる。私たちの心は強い、決断力も十分ある。しかし、私たちにはあなた方の緊急のサポートが必要だ」と発言した。

両首脳はまた、ロシアに対する痛みのある制裁の次のパッケージの準備、ロシアとの協議プロセス、ウクライナにとっての安全の保証問題について協議を行った。

ゼレンシキー大統領は、米国に対して、10億ドルの人道支援と5億ドルの直接的予算支援につき謝意を伝えた。