ゼレンシキー大統領、5日に国連安保理でロシア軍のウクライナでの戦争犯罪が協議されると発言

ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、4月5日の国連安全保障理事会会合にて、ロシア軍がキーウ(キエフ)州ブチャ市などの占領地で行った戦争犯罪について各国に報告が行われると発言した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージにて発言した

ゼレンシキー氏は、「私たちの国の一時的被占領地にて何が起きていたのかにつき、全てのウクライナのパートナー国に対して詳細に報告される。ロシア占領時のブチャやその他の町における戦争犯罪は、火曜日(5日)の国連安全保障理事会の審議対象となる」と発言した。

さらに同氏は、必ず新しい対露制裁パッケージが発動されることになると発言した。

同氏は、「私たちは、複数の州から敵を追放した。しかし、まだ複数州の被占領地がロシア軍の支配下に入ったままである。そして、占領者追放後、そこからもまた恐ろしいことが明らかになる可能性がある。さらに多くの死と破壊だ。なぜなら、私たちの大地にやってきたロシア軍にそのような性質があるからだ。彼らは他の行動をすることのできない異常者たちだ。そして、彼らにはそのような命令があったのだ」と強調した。

写真:大統領府