ジトーミル州とチェルニヒウ州からロシア軍撤退
4日、中部のジトーミル州とチェルニヒウ州からのロシア軍の撤退が報告されている。
ジトーミル州のブネチュコ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、「毎日、ウクライナ軍は私たちを勝利に近付けている。ジトーミル州にて、敵が追い払われ、今日の時点で、ロシア占領軍は、私たちの州内にはいない」と書き込んだ。
また、チェルニヒウ州のチャウス州軍行政府長官は、テレビ番組出演時に、「ロシア軍は、もうチェルニヒウから撤退しており、(チェルニヒウ)州からも撤退しているところである。同時に、私たちは、キーウとの間で、相対的に安全で、チェルニヒウに人道物資を運ぶための臨時的代替ルートを組織した」と発言した。
同氏はまた、同地から現在避難している者に対しては、急いで戻っては来ないようにと呼びかけた。同氏は、まず人道支援を運び込む必要があるし、危機的インフラが破壊されており、今はまだ水も電気も暖房もガスもないと発言した。
これに先立ち、マリャール宇国防次官は2日、キーウ(キエフ)州全域をロシア侵略軍から解放したと発表していた。