8日のウクライナの人道回廊を通じた避難者6665人=副首相

ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は8日、ウクライナとロシアが同意した人道回廊を通じて、戦闘の激しい地域などから避難した市民の数は6665人だったと発表した。

ヴェレシチューク副首相が動画メッセージにて発表した

ヴェレシチューク氏は、「今日は、6665人を避難させられた。マリウポリからベレジャンシクまでは自家用車にて、(ベレジャンシクから)ザポリッジャまでは避難用バスにより5158人が到着した。その内、1614人が(ドネツィク州)マリウポリ市民で、3544人がザポリッジャ州住民だ」と伝えた。

同氏はまた、ザポリッジャ州メリトポリでは、ロシア占領軍がすでに丸一日8台の避難用バスを奪ったままだと伝え、ウクライナはそれらのバスが戻され、合意に従って市民が避難できるように協議を行っていると発言した。

また、ルハンシク州では同日1507人を避難させることができたと伝えた。

写真:大統領府