キーウ州の村でロシア軍に殺された民間人9名の遺体確認=ウクライナ検察
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ウクライナの法執行機関は、3月にキーウ州ペレモーハ村を出ようとしていた民間人4名がロシア軍に殺害されていたことを明らかにした。
12日、検事総局広報室が発表した。
発表には、「捜査の際、検察は、警察や専門家とともに、3月にキーウ州ブロヴァリ地区ペレモーハ村周辺にて、ロシア連邦軍人が銃と火砲にて、5台の自動車からなる民間人の車列を攻撃したことを確認した。敵攻撃の結果、13歳の少年を含む、4名が死亡した」と書かれている。
現在、証言者、目撃者を見つけ、事情聴取をしており、遺体は検死に出されているという。
その他、検察は、キーウ州ブチャ地区ハウロンシチナ村近くにて、ロシア軍が民間の車両を銃撃し、その結果、5名が死亡、内1名は1歳、もう1名は14歳だったと発表した。
遺体は、地元住民が車両の近くに埋葬していたとし、現在捜査が続いていると伝えられた。