マリウポリ防衛に参加する部隊指揮官2名、共同で呼びかけ動画公開

動画

マリウポリ防衛戦に参加している国家警護隊特命分遣隊アゾフ連隊のデニス・プロコペンコ連隊長とウクライナ軍第36独立海兵旅団のセルヒー・ヴォリナ指揮官は、両部隊の合流に関して共同で撮影した呼びかけ動画を公開した。

アゾフ連隊がツイッター・アカウントに動画を掲載した

プロコペンコ氏は、「昨日、私たちは、ウクライナの民への忠誠を守り続けた海兵大隊の尊厳ある戦士たち、真の戦士たち、英雄たち、と合流した。彼らは、私たちとともに、街の防衛を継続している」と発言した。

同時に同氏は、逃亡した、あるいは、自発的に投降した軍人を「英雄」とは呼ばないよう呼びかけた。

ヴォリナ指揮官は、「アゾフ連隊と成功裡に作戦を実行し、彼らに合流し、再編を行った。私たちは、自分たちの戦闘課題を成功裡に遂行すべく、あらゆる必要なことを行っていく」と発言した。

これに先立ち、アレストヴィチ大統領府長官顧問は13日、マリウポリ防衛戦に参加しているウクライナ軍第36独立海兵旅団が同市内の別の地区で戦闘をしていた国家警護隊特命分遣隊アゾフ連隊と合流したと伝えていた

写真:Stringer, Anadolu Agency