トルドー・カナダ首相、ロシアのウクライナにおける行為を「ジェノサイド」と表現
カナダのトルドー首相は13日、ロシアとプーチン氏のウクライナにおける行為について「ジェノサイド」という言葉を用いるのは正しいと思うと発言した。
トルドー首相がラヴァルでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
トルドー氏は、バイデン米大統領がロシア軍のウクライナにおける行為をジェノサイドと呼んだことにつき、「ジェノサイド認定に関しては公式プロセスが存在するが、しかし、私は、より多くの人がロシアとウラジーミル・プーチン氏の行為に関して『ジェノサイド』と言い、その語を使っていることは、非常に正しいと思っている」とコメントした。
さらに同氏は、ロシアは民間人、病院、駅を攻撃し、意図的にウクライナ国民に対する性暴力を利用し、「ウクライナの文化とアイデンティティ」を攻撃していると強調し、「それはプーチンに責任のある戦争犯罪である。それは人道に対する罪である」と発言した。
また同氏は、カナダは、これらの犯罪の実行犯の責任を追及すべく、努力していると発言した。
これに先立ち、バイデン米大統領が12日にウクライナにおけるロシア軍の行動を「ジェノサイド」と表現していた。
写真:CTV News