ウクライナ東部情勢 22日、ドネツィク州で民間人3名死亡、ルハンシク州でも1名死亡
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4月22日、ウクライナ東部ドネツィク州では、ロシア軍の砲撃により、ウクライナの民間人3名が死亡、7名が負傷した。
キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて発表した。
キリレンコ氏は、「ロシアは民間人を殺している! 4月22日、ドネツィク州では、ロシアの砲撃の結果、民間人がさらに3人、マルインカ、ゼレーネ・ポーレ、ノヴォセリウカ・ドルーハにて亡くなった。さらに、7名が負傷した」と報告した。
同時に、マリウポリとヴォルノヴァハでの被害者の数字は現在確認できないとも伝えた。
また、ハイダイ・ルハンシク州軍行政府長官は23日、フェイスブック・アカウントにて、ルハンシク州ポパースナにて、ロシア軍の砲撃にて民間人2名が死亡、1名が負傷したと伝えた。
ハイダイ氏は、敵は衝突ライン全域で攻撃をしていると伝えた。同氏は、敵はとりわけ、シェヴェロドネツィク方面での攻撃に集中しており、ウクライナ軍を排除するために集中的に砲撃を行っていると指摘した。さらに、ノヴォトシキウシケ方面での侵攻が続き、ルビージュネ、ポパースナでも襲撃が起きていると報告した。
とりわけ、ポパースナでは、敵の住宅街への砲撃で民間人2名が死亡、1名が負傷したと伝えた。
なお、2月24日以降、ウクライナではロシア軍の全面侵略が続いている。ロシア軍は、3月29日以降、北部から撤退したものの、4月18日以降、東部と南部で侵攻を活発化させている。