ウクライナ大統領府、2か月間の対宇侵略におけるロシアの「達成」を指摘
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は24日、過去60日間の対ウクライナ戦争においてロシアによる「達成したこと」リストを公開した。
ポドリャク氏がテレグラム・チャンネルにリストを掲載した。
ポドリャク氏が掲載したロシアの「達成」の概要は以下のとおり。
・60日間で自国兵を約2万2000人損失(死亡)。
・60日間で将軍7名を損失(未確認情報では9人)。
・「モスクワ」などロシアの軍艦損失。
・ロシア軍が大規模暴力、児童殺害、民間人の死体焼却を行っていることを世界に証明。
・ロシア軍がウクライナ人から便座、犬の小屋、衣服など大量の物品を盗んでいることを世界に証明。
・ロシアが自国のナチを「解放者」と呼び、他国でのテロを「解放」と呼んでいることを世界に報告。
・「世界で第二の軍」と言われるロシア軍が民間人と集合住宅とのみ戦闘していることを世界に証明。
・ウクライナの町に対して1700発のミサイルを発射し、キーウ(キエフ)、リヴィウ、ハルキウ、オデーサ、ドニプロ、チェルニヒウを生中継で破壊。
・欧州を団結させ、ロビイストを排除し、フィンランドとスウェーデンのNATO加盟を促進。
・ロシアが「世界の孤立国」の肩書きを北朝鮮と競うレベルに到達。
・ロシア文化の評判の低下。
・ウクライナが世界の「自由と強靭さ」の象徴に。
これに先立ち、ウクライナ軍は13日、ロシア海軍のミサイル巡洋艦「モスクワ」に対して、対艦ミサイル「ネプトゥーン」で攻撃、深刻なダメージを加えたと発表した。その後、ロシア国防省は、モスクワの沈没を報告している。
写真:AA