米下院、ウクライナのためのレンドリース法を採択

米国議会下院は28日、レンドリースとウクライナの民主主義保護法案を採択した。

下院議員の内、417名が賛成、10名が反対した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

なお、同法案は、4月7日にすでに上院が採択したものであり、今後はバイデン米大統領が署名することで成立する。

レンドリース法は、ウクライナへの防衛品の貸し出しを迅速に行う権限をバイデン米大統領に与えるもの。借り入れる側のウクライナの支払いは事後となることが定められている。

なお、レンドリース法は、第二次世界大戦時にも使用されており、同法が米国によるナチスドイツと戦う英国やソ連などへの迅速な武器の提供を可能としていた。