ウクライナは戦争継続期間に応じた複数の計画を作成している=宇和平協議参加者
ウクライナ・ロシア和平協議にウクライナ側で参加するアラハミヤ最高会議(国会)与党「人民奉仕者党」会派長は、ウクライナは戦争の継続の長さに応じた複数のシナリオと計画を準備していると発言した。
アラハミヤ会派長の発言を人民奉仕者党広報室が発表した。
アラハミヤ氏は、「もちろん、私たち、ウクライナ人皆がもうすぐ勝利することを望んでいるのであり、何年も続くかもしれない長期シナリオのことなど考えたくないだろう。(しかし)残念ながら、世界の経験は、数週間や数か月で終わった戦争は少ないことを示している」と発言した。
また同氏は、国家は活動する上で、あらゆる継続期間を踏まえた戦争終結シナリオを考慮せねばならないと指摘した。
加えて、「戦略研究所が現在、戦争の継続期間に関してあらゆるシナリオを作成しており、複数シナリオに適応させた計画を準備している。つまり、私たちは、生じる可能性のあるそのリスク、そのシナリオを考慮せねばならない。そしていずれにせよ、私たちはウクライナ軍の勝利を信じているし、敵を最短で追い払うことができる」と発言した。