ロシア軍、東部アウジーウカのコークス工場を砲撃 少なくとも10名死亡
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ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は3日、東部ドネツィク州アウジーウカのコークス工場を砲撃。民間人が少なくとも10名死亡、15名が負傷した。
キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて発表した。
キリレンコ長官は、「ロシアのアウジーウカ・コークス工場へのロシア占領者の砲撃の結果、少なくとも10名の死者、15名の負傷者が出ている。この数字は現時点のものである。情報はまだ確認されており、被害者数は増える可能性がある」と書き込んだ。
同氏はまた、工場職員が交代時間に入り、家に帰るための職員用バスを待っていたことを、ロシア軍は間違いなく知っていたと指摘した。
その上で、「これはロシア人による私たちの領土におけるまたしてもシニカルな犯罪だ。全てに関して責任を追わざるを得なくなる」と強調した。
同日、ウクライナの国家警察は、フェイスブック・アカウントにて、敵の砲撃着弾現場の写真を公開した。
なお、ウクライナは、2月24日からロシアからの全面的侵略を受けている。
※追記(3日20:08):国家警察が公開した写真を追加。