アゾフ連隊、マリウポリ防衛戦の負傷兵の写真を公開

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ウクライナの国家警護隊特命分遣隊アゾフ連隊は10日、マリウポリの防衛戦にて負傷したウクライナ軍人たちの写真を公開し、彼らの避難確保を要求した。

アゾフ連隊がテレグラム・アカウントに写真を掲載した

投稿には、「全文明世界が、負傷者、手足を失ったマリウポリの防衛者がどのような条件に置かれているか見なければならず、行動しなければならない! 完全に不衛生な環境で、傷は開いたままであり、残り物の包帯で縛ってあるだけで、必要な医薬品も食料すらもない」と書かれている。

さらに連隊は、マリウポリ市でウクライナ側が防衛を続ける製鉄工場アゾフスタリには、写真に写るような重傷を負った軍人たちが他にも数百人残っていると伝えた。

「私たちは、負傷軍人をウクライナがコントロールする領土まで速やかに避難させ、支援が与えられ、然るべきケアを受けさせることを要求する」と書かれている。

加えて、国連と国際赤十字委員会(ICRC)に対しては、すでに戦闘能力のない負傷者たちを救うためにすでに作られている基本原則を確定するよう要請した。