ロシア制圧下のマリウポリ、食事の配給に長い行列

写真・動画

アンドリュシチェンコ・マリウポリ市長顧問は13日、ロシアが制圧を進めるウクライナ東部マリウポリにて、ロシア軍による食べ物の配給のために並ぶ住民の長い行列が映された動画を公開した。

アンドリュシチェンコ氏がテレグラム・チャンネルに動画を掲載した

アンドリュシチェンコ氏はまた、ごみが積まれた場所で高齢者の女性が何かを探している写真も掲載した。

同氏は、「現実とプロパガンダの中の人道状況について。現実では、動画にあるように、『メトロ』に食べ物を求めて毎日人々が行列を作っている。そこには、15万の人々が、占領者からの3000個の食べ物セットを求めて集まる。写真は、高齢者が人道本部で支援や食べ物を得られないので、ゴミの中から食べ残しを集めざるを得なくなっている場面だ」と書き込んだ。

動画では、かつての大型商業施設「メトロ」であり、現在ロシアが「支援センター」と読んでいる場所の前に多くの人が集まっているのが見える。看板には、「支援センター 統一ロシア(編集注:ロシアの政党) 情報 食堂 医療」と書かれている。