「2月24日にウクライナとともにあることを決めた全ての人に感謝している」=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は24日、2022年2月24日にロシア連邦による全面的侵略が開始してから、ウクライナとともにあることを決めた全ての人に対して謝意を述べた。

ゼレンシキー大統領が全面的侵略3か月目を迎えた24日夜の動画メッセージにて発言した

ゼレンシキー氏は、「私は、私たちの領土の解放の時と平和を近づける支援をしてくれている全ての人に感謝している」と発言した。

また同氏は、軍人、情報機関職員、国境警備隊隊員、地雷除去員、救助隊隊員、医師、看護師、警察官、国家警護隊隊員、通信官、外交官、ボランティア、記者、交通機関職員、鉄道職員、エネルギー施設関連従業者、ロジスティック関連従事者、避難を組織する人たち、解放された領土で復興に携わる人たち、児童・学生への授業を行い続ける人たち、ビジネス・雇用を維持している人たち、働く人、救う人、助ける人、ウクライナの国益を世界で推進する人といったあらゆる人々の活動の重要性を指摘した。

その上で、「私は、2月24日にウクライナとともにあることを決めた全ての人に感謝している」と強調した。

なお、ウクライナでは、2月24日からロシアによる全面的侵略が続いている。ロシアは、4月中旬から多くの戦力を特にウクライナ東部に投入し、侵攻を強めている。

写真:大統領府