ロシアが停戦に同意するのは敗北が近い時だけ=クレーバ宇外相
ウクライナのクレーバ外相は25日、現在ロシアは戦争に集中しており、停戦に同意するのは敗北へとあと一歩となる時だけだとの見方を示した。
クレーバ外相が世界経済フォーラム(ダボス会議)参加後記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
クレーバ氏は、「私たちは、停戦が不可欠であるということに同意している。しかし、私は、あなた方に、ロシアが停戦に同意するのは同国が戦争において敗北まであと一歩となった時だということにつき、100%の保証を与える。そして、彼らが停戦に合意するのは、戦争における敗北から自らを救おうとするためだけだ。それまでは戦争は続いていく」と強調した。
さらに同氏は、ウクライナは外交的解決へと向かわせるどのような努力も心から歓迎していると補足した。同時に同氏は、過去数か月目にしてきたことと、クレムリンの決定を分析すると、ロシアは外交ではなく、戦争に集中していることがわかると強調した。
なお、ウクライナでは、2月24日からロシアによる全面的侵略を受けている。
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