露軍の「イスカンデル」ミサイルがウクライナ南部の国家警護隊宿舎に着弾 10名死亡
27日朝、ロシア軍がミサイル3発を南部ドニプロペトロウシク州へ発射し、国家警護隊宿舎に着弾、約10名が死亡し、約30〜35名が負傷した。
コルバン・ドニプロ市領土防衛部隊隊長がドニプロTV出演時に発言した。
コルバン氏は、「朝、悲劇が起きた。イスカンデル・ミサイルが国家警護隊訓練場に着弾した。残念ながら、約10名が死亡、約30〜35命が負傷した」と伝えた。
また同氏は、ミサイルの発射は露ロストフ州から行われたのもので、「それは弾道ミサイルのイスカンデルではなく、巡航ミサイルのイスカンデルであり、いわゆるイスカンデルKである。3発飛来し、2発は命中せず、1発命中した。1発が少し人がいた宿舎に着弾した」と伝えた。
死者数は増える可能性があるが、国防省が、軍人には一つの場所に20人以上集まらないように命令していると補足した。