シェヴェロドネツィクは常に砲撃を受けているが包囲はされていない=ルハンシク州軍行政府長官

ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は、27日時点で臨時州都シェヴェロドネツィクはロシア軍から恒常的に砲撃を受けてはいるが、包囲はされておらず、敵が市の周辺にいるだけだと発言した。

ハイダイ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルに書き込んだ

ハイダイ氏は、「ロシア軍は、残念ながら、シェヴェロドネツィク市を徹底的に破壊している。彼らは24時間同市を砲撃している。今日、露シスト(編集注:ロシア+ファシスト)メディアは、同氏が完全に切り離され、完全に包囲されているとの情報を広めた。しかし、それは事実に反する。市は切り離されていないし、包囲もされていない」と発言した。

同時に同氏は、戦闘は続いており、ロシア軍の一部が市の周辺部とホテル「ミール」に入ったと伝えた。

同氏は、「彼らはそのホテルと敷地と隣のバスターミナルをコントロールしている。しかし、それ以降は進めていない。(中略)言えることは、今も激しい戦闘が周辺で続いているということだ。しかし、市は包囲はされていない!」と発言した。

また、ロシア軍がルハンシク市を数日以内に完全に制圧し得るとの予想には、ハイダイ氏は同意しないと述べた。「同意しない。おそらく、制圧できない。なぜなら、防衛を維持するのに十分な兵力と機材があるからだ」と発言した。