マリウポリにてロシア占領政権、盗んだ金属を船舶に搭載

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ロシア占領政権は、武力制圧したウクライナ東部マリウポリにて、盗んだ金属をロシア領ロストフ・ナ・ドヌーへ向かうロシア貨物船へと搭載している。

29日、アンドリュシチェンコ・マリウポリ市長顧問がテレグラム・チャンネルにて伝えた

アンドリュシチェンコ氏は、「マリウポリ商業港にて、ウクライナのスチールコイル/圧延鋼材の搭載が続いている」とし、昨日、ロシア軍のサポートと同行のもと、港の海上へとロシアの貨物船が到着し、金属品の搭載を開始、ロストフ・ナ・ドヌーへと運ぶ予定だと伝えた。また、「もはや誰も隠れもしていない」と指摘した。

同氏はさらに、「国家としてのロシアにより、公式に略奪が行われていることを示すさらなる証拠である」と指摘した。

これに先立ち、企業グループ「メトインヴェスト」は、ロシア侵略者がマリウポリ港から同社所有の2800トンの金属製品を違法に運び出そうとしていると発表していた。