東部ルハンシク州からの避難停止 ロシア軍の車両への砲撃で仏記者死亡

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30日、ロシア軍からの砲撃によりフランス記者が死亡したことを受け、ウクライナ東部ルハンシク州からの避難が停止された。

ハイダイ・ルハンシク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた

ハイダイ氏は、「避難は正式に停止された。露シスト(編集注:ロシアのファシストの意)たちは、人々を連れ出すために移動していた車両を砲撃した。フランスの記者が亡くなった」と書き込んだ。

同氏によれば、同日、装甲された輸送用車両がルハンシク州から10名の人物を連れ出すために走っていたところ、敵の砲弾が同車両近くに着弾。破片が走行車両を突き抜け、避難の様子を取材していたフランスの記者の首に傷つけ、それにより同記者は死に至ったと説明した。同行していた警察官はヘルメットにより助かったという。

またハイダイ氏は、亡くなった記者はフレデリック・ルクレール=イモフ氏だと伝えた