フランス、ウクライナ・ロシア協議の仲介役になる準備があると発表

コロナ仏外相は30日、フランスはプーチン露大統領とのコミュニケーションチャンネルを維持し、ウクライナ・ロシア間協議の仲介者となる準備があると発言した。

コロナ仏外相がキーウ(キエフ)訪問時のクレーバ宇外相との共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

コロナ氏は、「フランスは、ロシアとのコミュニケーションチャンネルを維持している。そうしているのはフランス1国だけではないし、フランスはそれが必要であると思っており、ある種のメッセージを伝えるためにチャンネルを持つことは不可欠だと思っている」と発言した。

また同氏は、マクロン仏大統領とプーチン露大統領の電話のやりとりは直接的かつオープンで、非常に重要な問題も提起することが可能なものだと指摘した。同氏は、同時に重要なことは、フランスが公式にあらゆるレベルでロシアの侵略を非難し、ウクライナを全力でサポートしていることだと主張した。

さらに同氏は、「現在集中的かつ激しい戦闘が強まっており、協議についての話は行われていない。しかし、協議を行わねばならない日は来る。オープンで真剣な対話が行われるために、実際に結果に至るために、私たちは、必要となった時に、そのような協議の仲介者となるべくウクライナのそばにいる」と発言した。