ロシア軍はシェヴェロドネツィクの襲撃に集中 リシチャンシクの包囲を追求=ウクライナ国防省

ウクライナのモトゥジャニク国防報道官は1日、ロシア軍の主要な目的は引き続き、ルハンシク州とドネツィク州の州境まで到達することだと報告した。

モトゥジャニク報道官がメディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムでの記者会見時に発言した。

モトゥジャニク氏は、「占領者の主な目的は引き続き、ルハンシク・ドネツィク両州の行政境界線へ到達し、一時的占領下クリミア半島との陸上回廊を維持し、黒海北西部にてウクライナの海洋路を封鎖し続けることだ。(露)ロストフ州とクリミア自治共和国の間の陸上回廊を維持する目的で、敵は、ピウデンニー・ブフ方面にて第2、第3の防衛戦を築き続け、地点の技術設備を構築し、スロビダ方面(北東部)の軍の砲撃能力を高め、ロシア領から機材を補完地点から出し、予備を持ち出している」と伝えた。

ドネツィク方面では、ウクライナ軍は、航空支援を受けてシェヴェロドネツィク制圧とリシチャンシク包囲、並びにルハンシク州州境への到達に集中する敵の侵攻を抑えているとのこと。